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AIマンガが出来るまで

2回に渡ってAIマンガ(1回目/2回目)を投稿しました。
その制作過程を紹介します。

必要なもの

Stable Diffusion AUTOMATIC1111(画像生成AI)
Animagine XL(学習モデル)
Canva(オンライングラフィックデザインソフト)
・くじけぬこころ(モチベーション)
※これらは全て無料です。
このうち、最後の「くじけぬこころ」は最重要です。
(私は何度か挫折しかけました。)

基本的な流れ

マンガを作る工程を説明します。

1.構成を練る

2.コマ割り・ネーム

3.下書き

4.ペン入れ

5.セリフ入れ

6.完成

以上です。

そのうち、「3.下書き」と「4.ペン入れ」の工程だけを画像生成AI使って行います。
(ちなみにとある漫画家曰く、全行程においてネームが8割とのこと。)

最初に作ったページ

半日をかけて上記の2コマが完成・・・
・セリフを考え
・構成を考え
・コマ割りをして微調整
といった感じです。
画像は1コマごとに画像を生成し、Canvaを使って配置しました。

文中にあるマンガ未経験のエンジニアがAI漫画を始めたという記事は
こちらの事です。

初稿




その後、2週間をかけ最後まで完成させました。

変更点は以下の通りです。
・1Pの右上のセリフを簡潔に変更
・1P2コマ目のセリフを変更
・2Pで作る上で参考にした電子コミックを紹介
・この書籍の内容を詳しく紹介したかったものの、作るのに心が折れ「これだ!」の一言に想いを込める
・最後に決め台詞(眼鏡をかけさせてドヤ感アップ)

2Pで紹介している電子コミックのマンガの作り方は
こちらです。

最終稿




変更点は以下の通りです。
・2P真ん中のセリフを「この本に出会い」から「この本に出会った」に変更
・2Pの「これだ!」のセリフを左下に移動
・最後のセリフの位置を調整

感想

・LORAを使わなくても、そこそこ安定したキャラクターが作れるようになっていた
・読むのは一瞬でも、作るとなると相当な労力と努力が必要だった
・居持ちよく読み進めてもらう為には細かいテクニックがある

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610birth

ITエンジニアとして活動しています。
10年以上前に構文解析のパッケージ開発を手掛けたことをきっかけに、自然言語処理やChatGPTに興味を持つようになりました。
2022年からはStable Diffusionにも関心を持ち始め、現在はさまざまなAIをローカルに構築し、楽しんでいます。

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