1日目
新しいモデル「o1」の正式発表と、月200ドルのサブスクプラン「Pro」を発表。
月20ドルのサブスクプランPlusで選択可能だったプレビュー版「o1-preview」は「o1」になり、サブスクプランProでは「o1 pro」が使えるようになりました。
名前に「GPT」と付かないことから、今までとは違うロジックで学習されているのではと推察します。
2日目
o1を使った強化学習(Reinforcement Fine-Tuning)が可能になるという話でした。
3日目
画像生成AI「Sora」が正式に発表されました。
Plusユーザーは再生時間5秒の動画を最大50本、Proユーザーは持続時間20秒の動画を最大500本/月まで生成可能。
試しに以下の画像をSoraに読み込ませ、「ズームしてフクロウを飛ばして」とお願いしました。
すると、以下の結果となりました。
アップロードした画像を拡大するのではなく、別ショットでズームした上でフクロウが現れました。
この理解力には驚きを隠せません。
4日目
「キャンバス」機能が全ユーザーに開放されました。
また、任意のタイミングでキャンバスモードに移行可能になりました。
キャンバスモードでは行単位で修正が行えるので使い方次第でかなり有用です。
5日目
「Apple Intelligence」との連携が発表されました。
ChatGPTのアカウントがなくてもiPhone、iPad、Macで使えるそうですが、日本語への対応は少し先になるようです。
また、サブスクユーザーと無課金ユーザーで利用出来る内容が異なるようです。
6日目
ChatGPTの音声機能に2つの機能を追加。
また、期間限定で「Santa」(サンタクロースモードも登場しました。
7日目
「Projects」機能が追加になりました。
フォルダーごとにファイルや指示を追加する事ができます。
現状はGPT-4oしか選べませんが、将来的にはo1などとの互換性も実現する予定とのことです。
8日目
「ChatGPT search」機能が全ユーザーに開放されました。
これによりGPT上で検索ワードを入れるだけでAIが自動的に情報を収集し、こちらの質問に答えてくれるようになります。
ChatGPT searchですが、以下URLからアクセスすることで「検索する」が出現しました。
https://chatgpt.com/?hints=search
9日目
「o1」のAPIが公開されました。
しかし、利用するためにはTier 5に加入する必要があるとのこと。
https://platform.openai.com/docs/guides/rate-limits/usage-tiers?context=tier-five
10日目
「AIをより多くの人々が利用できるようにする取り組みの一環」として、米国内のフリーダイヤル番号(メタル回線)からGPTと音声で会話が出来るようにしたと発表。
WhatsAppアプリからもアカウント登録なしでChatGPTとテキストのやりとりが可能とのことで、利用ユーザーの敷居を下げる施策と思われます。
11日目
Mac版ChatGPTアプリの公開と、Windows版ChatGPTアプリを発表しました。
アプリ版にすることで、ブラウザ版では不可能だったOS内部の操作(壁紙変更やファイルコピー)なども今後行えるようになる者と思われます。
また、XcodeやNotionと連携できるとのことです。
12日目
最終日は遂にChatGPT5の発表かと期待が高まりましたが、紅一点新たな推論モデル「o3」と「o3-mini」のプレビューの発表となりました。
o1もまだ浸透していない状況ですが、一部タスクにおいてはo1に比べo3は性能が3倍向上したとのことです。
最後に
怒濤の12日でした。
今後のOpenAIの展開に目が離せなそうです。
この間にもGoogleが様々なAIを発表しています。
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